2024.10.11

コラム

ゆめぴりかには産地による違いはあるの?味や値段など違いを解説

同じ品種のお米でも、産地によって違いがあることはご存じでしょうか。

北海道のブランド米である「ゆめぴりか」も同じです。

 

同じゆめぴりかでも産地で違いが出る理由を北海道の米農家が解説します。

 

■ゆめぴりかとは?主な産地や特徴など

 

「ゆめぴりか」は主に北海道で作られているブランド米です。

近年は「美味しい」「甘い」とお客様にも大変好評で、北海道を代表するブランド米のひとつになっています。

 

ゆめぴりかには3つの特徴があります。

 

・豊かな甘み

・冷めても美味しい

・日本穀物検定協会の食味ランキングで2010年からずっと特Aに輝いている

 

ゆめぴりかは甘さのあるお米が好きな方におすすめのお米です。

また、冷めても美味しく食べられるお米ですので、「よくお弁当にご飯を詰める」「炊いて時間が経ってからも美味しく食べたい」という方にもおすすめです。

 

日本には北海道のゆめぴりかなどさまざまなお米の品種があります。

それぞれの品種の特徴や違いを知り、ご自身好みのお米を見つけることが食卓を豊かにするコツです。

 

■ゆめぴりかに産地による違いが出る理由

 

北海道のブランド米であるゆめぴりかは産地が違うと味や価格に違いが出ます。

「産地が違うとお米を炊いたときの香りもかなり違う」とおっしゃる敏感な方もいらっしゃいます。

同じお米の品種なのに、なぜ産地でこれだけ違いが出てしまうのでしょう?

 

産地で味や香りが変わるのは3つの理由があるからです。

 

・産地によって土や水に違いがあるから

・産地によって日照条件などにも違いがあるから

・産地や農家によって使っている肥料にも違いがあるから

 

同じ北海道でも地域によって田んぼの土や稲作に使う水が違います。

ゆめぴりかは産地の水や土といった自然に育まれるお米です。

土や水が違うと味や香りにも違いが出ます。

同じ北海道でも産地によってゆめぴりかの甘みが強かったり、炊いたときの香りに違いがあったりしますので、ぜひ食べ比べてみてください。

 

ゆめぴりかを育てるときは日光が不可欠です。

同じ北海道でも産地によって日照条件に違いがありますので、お米の味や香りなどに違いが出ます。

 

お米は繊細です。

隣り同士の田んぼでも日照条件により味に違いが出てしまうことも珍しくありません。

 

産地や農家によって使っている肥料にも違いがあります。

人間も食べ物によって体つきなどに違いが出ます。

ゆめぴりかも同じで、使っている肥料によって味や香りに違いが出るのが基本です。

 

このように、北海道で育ったゆめぴりかでも、産地の水や土、肥料、日照条件などで味や香り、価格などに違いが生まれるわけです。

 

■最後に

 

当社は北海道でゆめぴりかなどのお米を作っている農家です。

 

当社の田んぼには大雪山国立公園内にある大雪ダム(大雪湖)から石狩川を流れてきた水を引き入れています。

ミネラルたっぷりの名水で育てたゆめぴりかをぜひ味わっていただければと思います。

 

当社ではゆめぴりか以外の品種も扱っていますので、食べ比べで味や香りの違いを楽しんでいただくのもおすすめです。

 

北海道のブランド米の通販なら、舟山農産にお任せください。