2025.06.05

コラム

ご飯の美味しい炊き方!今日からできる方法をプロが解説

ご飯を美味しく食べるためには炊き方が重要です。

ただ、このようなことを言うと「自分はプロの料理人ではないから」「難しい技術が必要?」と不安になる方もいらっしゃるようです。

ご飯はちょっとしたポイントに気を付けるだけで美味しく炊けますので、難しい技術は必要ありません。

 

北海道の農家・お米屋さんが、今日からすぐにできるご飯の美味しい炊き方をご紹介します!

 

ご飯の美味しい炊き方を流れに沿って解説

 

ご飯を美味しく炊くためには、最初の研ぎ方の時点でポイントがあります。

研ぎ方からお米を炊き終わったところまで、順に沿って説明します。

 

炊き方①美味しいご飯のためにもぬか落としがポイント

 

お米にはぬかが付着しています。

このぬかをキレイに落とすことが美味しいご飯の炊き方のポイントです。

 

ぬかをキレイに落とすためには基本的に冷たい水でお米を研ぎます。

まずはたっぷりの水で素早くすすぎ、それから少量の水ですすぎます。

少量の水ですすぐときは手でお米を押すように研いでください。

 

冬は静電気でお米にぬかが付着しやすくなります。

ご飯を美味しく炊くためにも、冬は1回多く研いでおくことがポイントです。

 

炊き方②お米と水の軽量は正確に!が炊き方のポイント

 

ご飯を炊くときにお水やお米の量を大体で決めていませんか?

美味しいご飯を炊きたいなら、お水・お米共に正確に計量することがポイントです。

 

美味しいご飯を炊きたいときは、計量カップ1杯にすりきりが基本になります。

ちょっとはみ出すくらい大丈夫だろう。

このように考えず、計量カップにぴったりを基本にしてください。

 

また、お水はお米の1.2倍が基本です。

お水も極端に水を減らしたり、増やしたりすると、ご飯の炊きあがりが不安定になってしまいます。

 

炊き方③味にこだわる方は炊飯器を大小2台準備しておく

 

お米は一緒に炊く両によっても味が変わってくるという特徴があります。

お釜に少量炊くよりいっぱい炊く方が基本的には美味しい炊き上がりになります。

 

ご飯の味にこだわりたい方は、サイズ・号数の違う炊飯器を2台以上準備しておくことがポイントです。

大きな炊飯器で余裕があるときは、小さ目の炊飯器で炊く。このように炊飯器を使い分け、「いっぱいになる」ようにご飯を炊くことがポイントです。

 

炊き方④美味しいご飯を炊くなら「蒸らす時間」と「均一化」も重要

 

ご飯を美味しく炊きたいなら、ご飯が炊き上がってから10分~15分は炊飯器のふたを開けず蒸らすことがポイントです。

この蒸らし時間を取ることでご飯が水蒸気を吸い込み、ふっくら艶々になります。

 

また、美味しいご飯のためにも、均一化が重要です。

蒸らしが終わったら炊飯器を開け、しゃもじでご飯をかき混ぜてください。

炊き上がったご飯は味が均一ではありません。

このひと手間を加えることで味を均一化できる他、余分な水分を飛ばせるというメリットがあります。

 

最後に

 

美味しいご飯の炊き方には料理人のような専門的なスキルは必要ありません。

ご飯を炊くときのひと手間で十分です。

 

これらのポイントすべてを丁寧にこなすことが難しいという場合は、やりやすいポイントから取り入れていくことをおすすめします。

 

また、お米は品種によっても味がかなり違います。

ご自身やご家族の好みに合ったお米の品種を見つけることも、美味しいご飯を食べるためのポイントです。

 

当店は北海道の美味しいお米を扱っています。

ネット通販にも対応していますので、好みに合ったお米探しなら舟山農産にご相談ください。